カフェリマール　2024.01.13-14

・

日本にいるとなかなか理解しにくい中東問題。

その中でも現在不当な殺戮が続いているパレスチナ自治区へのイスラエル侵攻。その背景は歴史に遡り近隣国との関係性などが複雑に絡んでいるため専門家によっても様々な視点や解釈があります。

研究が行き届いてない実情もあるようで、全てが簡単な言葉に置き換えて分かったつもりになることが難しい問題なんだと理解しました。

中でも、パレスチナが脅かされる仕組みは実は世界のあちこちに点在していて火種となっていること、今回のイスラエルの行為が肯定されてしまうとその火種が燃え上がる懸念があること、日本も例外ではないこと、国連の構造的欠陥部分ことなど、国際法の不備のことなど、到底耳障りのいい答えなど出るはずもなく、より正確な情報を得るためのメディアリテラシーについても織り交ぜながら、自分が安心したいための答え合わせをしがちなことや感情的にならない情報整理と共有の方法を学べた気がします。

・

小田切さんは現在札幌在住。

遠く福岡までお越しいただきありがとうございました。会が終わってからもみなさんからの質問に丁寧に答えてくださりお一人お一人満足してくださっていたのが印象的でした。

菅さんのお料理は3回とも味わったことのないパレスチナの家庭料理、彼女の見つめる西岸地区のアートシーンや音楽のお話に心もお腹も温まりました。

お2人ともありがとうございます。

またよろしくお願いいたします。


・